演奏会の選曲のしかたあれこれ

こんにちは。

最近吹奏楽に関することを書いてないなーと思ったので、今日はこれ。演奏会の選曲について。

 

私はというと、もう人生の半分以上を吹奏楽に捧げています。

多くのアマチュア吹奏楽団がそうだと思いますが、練習の場所取りや打楽器や大型楽器の運搬管理など、運営に関わる仕事はだいたい団員自身で行っていますが、概して私がだいたいやっていたのが、

演奏会のプログラム選曲を主にやっていました。

大学時代もそうでしたし、現在の楽団でもやっています。

けっこういろんな決め方を経験しましたし、ちょっとここで「プログラムの決め方」のパターンとメリット・デメリットみたいにまとめてみています。

同じようなアマチュア演奏者の方々にとって、参考になれば嬉しいです。

演奏会プログラムの決め方パターン1:トップダウン型

指揮者の先生もしくは楽団の幹部だけで決定する方式。私がもういっこ所属している楽団はこの方式を取ってます。

メリット:演奏会のコンセプトや楽曲を決めやすい&譜面調達も容易。

→少人数で決定できるので、コンセプトも決めやすいですし、買うにしろ借りるにしろ譜面調達のスピードも(決裁権持ってるから)速いです。他の団員もスムーズに練習に取りかかれます。

デメリット:団員の声はほぼ無視で決まるため、良いコンセプトにならなかったらモチベーションだだ下がり。

→難しい曲ばかりになる、もしくは特定の楽器パートだけ異常に大変/異常につまらない結果になった場合、普段の練習に影響を与えかねません。けっこうセンスが求められます。

ただ良いプログラムができたらそれだけで集客効果や新入団員獲得に向けてポジティブな効果をもたらします。

演奏会のプログラム決め方パターン2:第三者機関型

プログラムを決めたい人だけが集まって打ち合わせしながら決めるパターン。大学のときはこれでした。

メリット:選曲に対してモチベーションが高い人が集まるので、議論が進みやすい。

→選曲に関して意見を持つ人が集まるので、建設的な議論になります。またこういう傾向の人はいろんな楽曲を知っているので、構成の組み立てに困りません。

デメリット:ひとたび意見が違えば、調整するのに莫大な時間がかかる。

→ただこのパターンも一長一短で、こだわりを持っている人が集まるため、意見がぶつかってしまった場合、なかなか解決しません。大学のときはこれに非常に苦労しました。。

演奏会のプログラム決めパターン3:団員全員が最終決定権を持って決めるボトムアップ型

いま所属している楽団ではこの方式を取っています。

曲を団員から集め、団員の一部(だいたいパートリーダー)などと一緒にちょっと選別し、投票で決めるやりかたです。

メリット:団員の自発性を促せる。

→自分の意見がプログラムに反映されるようにすることで、出席率やモチベーションも上がります。またこういうタイプの団員は意見を聞く機会を設けないと発信しないタイプが多いです。が、機会を設定してあげるだけでけっこうこちらがハッとすることを言ってくれたりもします。貴重。

デメリット:統一されたコンセプトでのプログラム企画はほぼ無理。

→ともすると「やりたい曲だけ集めた寄せ集め感満載のプログラム」になってしまいます。もしコンセプトをしっかり決めた演奏会にしたいのであれば、なるべくしっかり吟味する必要が発生します。

自分もまさにこれに苦慮しています。笑

 

3パターン挙げてみましたが、おおよそこんな感じだと思います。

いつも打ち合わせの前とかはシミュレーションしたりアジェンダ見返したりしてますし、終わった後は頭を抱えることがよくあります。笑

それでもやはりこの選曲、という作業はとても楽しくやっています。

もともと事務的なことが大の苦手なので、他の人にやってもらった方がいいですし、笑

なによりけっこうこの選曲という役割をやらせてもらえること自体が私にとってとっても大きいんです。

 

やっぱり演奏会のプログラムというのが一つの「作品」であり、お客さんとの接点になりますからね。

「こんな曲やるんだーじゃあ聴きに行こうかな」とか

「このコンセプトでこのプログラムすごくね?聴きに行きたい!」とか思ってもらえる。

それの構成から自分が携わっていられるというのが自分としてはとても嬉しいんですね。

(ただ得てしてアマチュア楽団の演奏会に聴きに来る人は大半が団員の知り合い、というのも悲しいかな事実です。)

だから会議、というものが超絶苦手なのは承知なんですが、他の人と一緒にあーでもないこーでもないと言いながら決めていくという他の係よりはるかにめんどくさいことを担当しているわけです。

いつか最高のプログラムの演奏会をお目にかけることができればとっても嬉しいです。という希望を込めて、今回はこのへんで。